ESSENCE(エッセンス)オリジナルテンプレートのSSL化したいのですが、どうしたらいいですか?についてのマニュアルです。

SSL化したいのですが、どうしたらいいですか?

SSL化したいのですが、どうしたらいいですか?

公開日:2021/12/13 / 最終更新日:2021/12/21

SSL導入手順

通信を暗号化する技術である「SSL」の利用は、サイトを運営するうえで必須とも言えます。
サイトのユーザーが安心して利用できるように、是非SSLを導入しましょう。

途中の手順では、FTP接続や、.htaccessファイルの編集を行います。
.htaccessはサイトの表示に大きくかかわる非常に重要なファイルのため、誤って削除など行わないようにしてください。
また、かならずバックアップを取ったうえで作業を行ってください。
こちらの作業が分からない方は有償にて対応いたします。

SSL化を行う手順は各サーバーごとに異なりますので、サーバーのマニュアルを参照してください。
※すでにSSL証明書を取得している場合は、次のステップに進んでください。

通常の個人Webサイトであれば、サーバーが提供している無料のSSLの利用で問題ありません。

企業の場合などは、求めるセキュリティレベルや予算から総合的に判断するのが良いでしょう。

有料SSLの場合、認証局に申請し、SSLサーバー証明書を発行してもらう必要あります。
・特定のドメインのみを証明する「ドメイン認証SSL証明書」
・サーバー所有者の組織を証明する「組織認証SSL証明書」
・組織の信頼性まで確認する「EV SSL 証明書」
などがあります。

サーバーにSSLの設定が完了したら、wordpressをSSL化します。

左メニューの「設定」から「一般設定」をクリックすると

・WordPress アドレス (URL)
・サイトアドレス (URL)

の項目があるので、URLの先頭を「http」から「https」に変更します。

リダイレクトとは、http://~でアクセスしたときに、https://~に自動的に転送する処理を言います。
これは重要な設定なので必ず行うようにしてください。
SSLを導入した後でリダイレクト設定をしていないと、同じようなサイトが別のURLとして存在すると認識されて、
SEOの面でも低評価がされる場合があります。

wpをインストールしたディレクトリの上の階層にある「.htaccess」という名前のファイルに
以下の記述を追加してください。
※すでに設定されている場合はこのステップは不要です。

RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]

※.htaccessファイルは、FTP接続を行いダウンロードをします。
.htaccessはサイトの表示に大きくかかわる非常に重要なファイルのため、誤って削除など行わないようにしてください。
また、かならずバックアップを取ったうえで作業を行ってください。

※サーバー環境によって、記述方法が違う場合がまれにあります。
上記にてうまくいかない場合には、お使いのサーバーの案内を参考にされてください。

※作成・運営後にSSL化する場合、もし記事や固定ページ内に http://~ を直接記述している箇所がある場合、上記手順のみでは変換されません。プラグインを使うなどして変更いただく必要があります。(テンプレート設置後すぐにSSL化を行う場合や、直接http://~ の記述を行っていなければ、大丈夫です。)

編集が済んだ.htaccessをもとの階層に戻し、
キャッシュを削除の上、サイトを再読み込みして、SSL化できているかご確認ください。
最後に、https://の部分を http://に変更して、自動的に「https」と切り替わるかをご確認ください。

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